2007年08月30日

野鳥はどこへ????

今日も鳥の声が少ない!!
これは当たり前の事!

 
でも「夏休みの時期は野鳥が多いんじゃないの?」って声が聞こえそう。

野鳥の会で探鳥会を開いている全国の支部も
この7月と8月は他の時期に比べると極端に開催回数が少ない。
それは、鳥が見えない、聞こえないからに他ならない。

日本で繁殖している野鳥は、ヒナが巣立ちを終え殆んどのオスはさえずりをしなくなる。
今年生まれの幼鳥もエサをもらう時にしか鳴かない。
これだけでも野鳥の存在を知る上で、最も情報源になる声が少なくなる理由がここにある。

だから探し難い!!!

行き着くところ、視覚だけに頼って野鳥を探す事になる。
これでは、聴覚と視覚で探している場合と比較し発見率が半分にも満たない。
声で野鳥の存在を知る、そしてその位置を探す。
姿を発見する時の確率は、このパターンが非常に多い。

だから見つけ難い!!!!

けれども、場所によっては見つけるに苦労しない所もある。
干潟や川辺、田んぼに来るシギやチドリは今からがシーズンになる。
すさみ町ではその場所が殆んどないのが辛い。

すさみ町周参見では
稲刈り後の田んぼにキジバトやドバト。河川にアオサギやカルガモ。
年中声が聞こえる、イソヒヨドリやセグロセキレイ、カラス2種が・・・・

元気者のヒヨドリやメジロも声が殆んど聞こえないようになった。
ここではスズメさえ希少種に入るのではないかと感じさせられる。

季節がらかモズが季語にもなっている高鳴きをもう始めている。
8月26日の最高気温36度。まだ夏本番の気温。
でも、生物の世界では秋なのだろう。

夕方はアブラセミ、ヒグラシ他4種ほどのセミの合唱が始まる。
そこには野鳥の声は聞こえない。
やはり、すでに秋本番か・・・・・

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